弊社では各種生産設計資料を、線図フェアリングシステム(AVEVA Marine)や、 船殻CAD/CAMシステム(GRADE/HULL)を使用して作成しています。
これらのシステムを使う事によって、工事用船体線図から内構及び外板関連生産設計資料や、NC切断データまでの一連の船体構造生産設計資料を、少数精鋭主義でも、お客様のニーズに幅広くお応え出来る事を可能にしました。
次に紹介するのは納品資料の一部ですが、ご覧下さい。
AVEVA Marine を使用しています
任意のラインを修正しても、他のラインへ反映させることが出来ます。 平面、側面、正面のラインが無理なく交差するように、フェアリング作業を進めます。
線図データをGRADE/HULLに取り込んでシームランディングを行い、問題の起こりそうな外板があれば改正案の提案をさせて頂いています。
社内でこれらの作業を行っているので、急な変更にもすばやく対応出来ます。
ブロックに登録されている部品はこのように3次元的に表示出来ます。
自由に見る方向を変えられ、視覚的にも部品の確認作業を行う事が可能で、 取材漏れを防止出来、お客様にも喜ばれています。
また、この様な画面印刷も出力しているので、組立要領図としても使用出来ます。
当然、ブロック単位での総重量、重量重心座標も計算可能です。
船首尾の特殊な板を除けば、殆どの外板が問題無く展開出来ています。
形状に問題があれば、展開形状を取り込み、修正をして使用しています。
切断計画図では、必要事項を編集及び追加してローラー芯は当然の事、R. End等の罫書き情報を作成します。
初心者用に、要望があれば、外板板の曲げ型を立体的に配置した見取り図も作成しています。
こうする事で板形状が容易に想像出来ると考えます。
外板形状に合わせて展開されたドラフトマーク形状はもちろん、図の様な外板外面で使用出来る、取り付け用フィルムも作成しています。
フィルムに曲げ型形状データを印刷して納品もしていますが、曲げ型形状データを使ってベニヤ板を切断し、曲げ型を作成する事も可能です。